もーりーの徒然

福島県出身の27歳。英語学習、海外、読書、野球。アウトプットの場所。

㊺留学総括

帰国から10日が経過しました

 

帰ってきてもしばらくアメリカの感覚が抜けないのかなぁ、と想像していましたが、3日で日本人に戻りました笑。9ヶ月もいたのに少し残念。ただ留学前と比べると日本で当たり前のように思われていたことも、その良さや、逆に向こうの方がよかった点も見えるようになりました。

 

そのあたりについて書いていきます

 

※以下個人の見解です。大森悠真はそう思ったんだなーぐらいにとらえてください。

 

まず初めに一番聞かれると思われる質問

 

Q.アメリカ人と日本人は何が一番違う?

A.僕は自己主張の強さだと思います。日本人の主張を1とするならアメリカ人は5ぐらい。それぐらい本当にシャイの人が少ないし、自分の意見を述べることが重要視されている社会です。それは授業でも同じでガンガン参加しない人はいないも同然。日本人は二つの対立する意見が出たら、どうにか折衷案を導こうとしますが、アメリカ人はいかに自分の意見の優位性を説き、相手を説得するかを考えます。日本人は聞き上手だなぁと思いました。アメリカ人はそれが原因でよく言い合いになるし。でもいわゆる「忖度」なんてしない分、変に気を使わなくていいし、本音が当たり前の世界です。

 

Q.生活環境の違いは?

A.食事は断然日本です。バランスいいし、適量だし。向こうは全て味濃くて高カロリー。冗談ぬきで肥満大国です。アメリカ人の友達と日本料理屋に行ったときにみそ汁を飲ませたら「dirty water (汚れた水)」と表現していました笑。味がないそうです。

でも運動は男子も女子もアメリカ人の方がよくします。アメフト、バスケ、野球の人気は絶大ですし、特に男はマッチョ=カッコいいみたいなところがあって、ジムでは大男たちが日夜トレーニングに励んでいます。

あとは日本めちゃくちゃキレイ。これは小学校時代の掃除から身についている習慣なのでしょう(アメリカの学生は学校の掃除をしない。お手伝いさんがしている)。外を歩いていてもごみがあまり落ちていないし、ベッドメーキングもするし、なんてったって室内で靴を脱ぐから部屋も汚れにくい。

 

Q.英語うまくなった?

A.日常会話はオッケー。授業はクラスメイトや先生に聞いたりしてついていく感じです。でも言語はあくまで意思を伝える手段。コミュニケーションが目的なのだからジェスチャーや雰囲気、喜怒哀楽の方がもっと大切です。あとこれはすごい面白いなと思ったのですが、自分が心を許している相手に対して英語を使うときの方が、そうでない人に話すときよりも圧倒的に流ちょう。結局人は心なんですね~。

 

Q.留学行って変わった?

A.見た目や話し方、性格とかは全然変わってないですよ~と僕は思います。それは今度会った時に皆さんが判断すればいいのかな。でも内面ではあらゆる物事をアメリカと比較するという視点を間違いなく持ち合わせました。各々の良さだったり改善点だったり。後はさっきも書いたけれど、周りの目を気にせず自分の意見をはっきり述べることの大切さも学びました。それは身勝手な自己主張とは違って日本人らしい他人の意見にもよく耳を傾けることを忘れずにね。

 

Q.留学へ行くべき?

A.本人が行きたいかどうかだと思います。でも行ったこともない人が行ってもしょうがないと言うのは違うかなぁ。このブログもそうだけど、他人から見聞きしたことなんて実際に経験するのとは全くの別物です。僕は入らなかったけれど、大学で部活をやってる人にはその人たちしか得られないものを得ていることと同じことだと思います。あとどちらも経験させてもらったけど短期留学と長期留学でも全く別物です~。

 

エラそうに書いてごめんなさい🙇

 

アメリカへの1年間の留学。大学入学時からの夢でしたし、本当にたくさんの経験をさせてもらいました。両親、親戚、大学や先生方、友人まで僕一人の夢のために多くの人がサポートしてくださいました。数え切れない人とつながることができましたし、一人一人に感謝しています。本当に留学してよかったです。

 

そして留学前日にスタートしたこのブログも45回に渡り書き続けて、今回がついに最終回となりました。自己の振り返りと留学を目指している人、みなさんの暇つぶしを目的として今日まで書いてきてよかったです。

 

最後まで読んでくださったみなさん、ありがとうございました!

 

またどこかでお会いしましょ!!

 

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