もーりーの徒然

福島県出身の27歳。英語学習、海外、読書、野球。アウトプットの場所。

25. 『道ひらく、海わたる~大谷翔平の素顔~』読了

    3月も2週目に入り、いよいよ小春日和ですね。最近は最高気温が15℃ほどになってきてダウンを着る必要がなくなってきました。冬が明けるといよいよ2019年が始まる気がします!

 

 さて、お題の通り今週のテーマはメジャーリーグロサンゼルス・エンゼルスの投打二刀流、大谷翔平選手です。

 

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 現在は昨シーズン受けた右肘の靱帯再建手術(トミー・ジョン手術)のリハビリ中で、今シーズンは投手としては出場せず、打者として5月以降の復帰が見込まれるようです。

 

 そんな大谷選手に関する『道ひらく、海わたる~大谷翔平の素顔~』という本を読んだのですが、改めて野球選手としてはもとより人間性や生き方が尊敬できる、だから多くの人に愛される選手なのだなと感じました。

 

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本を読んで改めて次の2点に関して彼がすごいと思いました。

 

l  強い向上心

l  先入観にとらわれない考え方

 

まずは強い向上心について

 

「自分が一番成長できる過程を踏みたいと思っています」

 

この言葉はネットに載っているインタビューにもたびたび出てきますが、野球をするうえで彼がいつも考えていることだそうです。

 

片方だけでも大変なのに投手と野手の両立をするのは一流選手がしのぎを削るプロ野球の世界でそれは大変なことでしょう。その継続力の源は、一度も辞めたいと思ったことがない大好きな野球を純粋に極めたいということなのでしょう。寮の部屋でも自分のピッチングやバッティングを研究し、思いついたらグラウンドに出てすぐに試行錯誤しているそうです。

 

ちなみに大谷選手といえばあれだけお金をもらっているにもかかわらず、無欲なところに僕は結構好感があります。例えば夢のある職業だから!みたいなことを言って高級車を買ったりしないところとか笑(そもそも免許を持っていないらしい)。メジャー挑戦をあと2年遅らせていれば契約金も格段に上がっていたようですが、やはりそこは1年でも早く自らの成長を望んでの決意だったのでしょう。かっこよすぎる。

 

もうひとつ、先入観にとらわれないのも大谷選手の大きな魅力でしょう。二刀流を始めたときも多くの野球評論家が片方に絞った方がいい、と言っていましたし僕も先例がないので果たして本当に成功するのか?と懐疑的でした。しかしここまでの結果に目を向けてみると、間違いなく成功したといえるでしょう。

 

高校入学当初から160km/hを投げるという目標、プロでの二刀流、いずれもはたから見れば難しいのでは?と思うようなものです。しかし大谷選手は成功するか失敗するかという視点で物事を見ていないようです。

 

「失敗は成功のための実験」であり、たとえ失敗しても必ず次の成長につながるという考え方を持っています。だからこそ大きな挑戦にも常識にとらわれずに取り組むことができ、自慢の向上心でそれを乗り越えてしまうのですね。

 

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    この2つの要素は一般社会でもとても大切なことですね。大谷選手に学び、少しずつ自分を良くしていけたらいいなと思いました。