いやー、今年の甲子園の決勝は特に面白かったですねえ。
世代最強といわれる藤原君や根尾君らを擁する大阪桐蔭の超強力打線が、大会屈指の好投手、金足農業の吉田君をどう打ち崩すかに高校野球ファンは注目していたと思います。
6試合で881球熱投した金足農業、吉田投手
この夏3本のホームランを放った大阪桐蔭4番、藤原選手
それについて書きたいのは山々なのですが、、、
今回は甲子園をよく知らない人が、少しでも興味を持てるように書いてみたいと思います。
8/21、夏の全国高校野球選手権大会の決勝が行われ、大阪桐蔭(北大阪)が金足農業(秋田)を13-2で下し、優勝しました。
まずこの決勝戦の見どころは、どちらが勝っても史上初の快挙がかかっていたということでした。
お気づきの方も多いと思いますが、甲子園球場で行われる高校生の大会は一年に2度あります。
1度目は春のセンバツ大会。この大会は前年の秋に行われた地方大会(都道府県の地区大会を通過したのち、北海道、東北、関東、東海、北信越、近畿、中国、四国、九州)で上位まで勝ち上がった29校と、21世紀枠とよばれるボランティアや進学校で他校の模範となる全国の学校から3校の合わせて32校が文字通り選抜されて出場します。
もう1つは今回行われた夏の選手権大会。こちらは機械的に各府県から地区大会で優勝した1校ずつと、北海道と東京が2枠あるので合わせて49校が出場できます(今年は100回目の記念大会だったので56校)。
実は春の大会の方が出場するのが難しいんですよ~
そんな春と夏の連覇を2度達成したチームは過去になく、今年の大阪桐蔭にはそれがかかっていたのです。
では一方の金足農業が背負っていたものとは・・・
なんと、東北勢初の甲子園優勝です!
実は100年を超える歴史を見ても春のセンバツ大会、夏の選手権大会を通じて東北勢は一度も甲子園で優勝したことがありません。ちなみに北海道は駒大苫小牧高校が2004年の夏に優勝しているので、優勝旗が東北を置いて津軽海峡を渡ったと揶揄されています。
そんな歴史的決勝戦は前述した通り、大阪桐蔭の春夏連覇で幕を閉じました。
この甲子園の楽しみ方はたくさんありますが、僕がおすすめするのは・・・
ひいきの高校を見つけること!
例えば地元の高校や、有名選手が多い甲子園常連校でもいいし、あるいは数は多くありませんが公立高校でもいいかもしれません。
特に夏の大会は地元のチームが少なくとも1チームあるので応援しやすいです。ちなみに我が福島県は僕が高校時代から聖光学院高校が12連覇中です。つまり、夏の大会は県内で12年間負けなしということです。強すぎる・・・。
今年は終わってしまいましたが笑、来年に向けてぜひ夏の風物詩ともいえる甲子園に興味を持っていただけたら嬉しいです。