気づけば八月も中ごろ。アメリカから帰国してから3ヶ月が経ち、大学復学まで1ヶ月となりました。ちょうど去年の今頃からテックへの留学が始まって、キャンパスの中で右も左も分からない状態でした。懐かしい~
さてそんな先週、我が家は新盆でお客様をお迎えしたのち、家族で広島へ2泊3日の旅行に行ってまいりました。
中学校の修学旅行では東京、高校では京都・奈良へ行った僕にとって、広島は初めてでありもっと言うと中国地方へ行くのも初めてでした。
1日目
とりあえずヒロシマを知るべく原爆ドームと平和記念資料館を訪問
間近で見る原爆ドームは静かに、しかし畏れを感じさせるたたずまいでそこにありました
そのすぐ脇を流れる太田川。いたって普通の川に見えますが、原爆投下直後、熱さから多くの人がなだれ込み死体の山が積みあがったそうです。
資料館
この日は資料館を覗く前に被爆2世の方のお話をお聞きする機会をいただけました。写真を撮ることができませんでしたが、印象深かった言葉を引用しておきます。
「我々は正しい戦争だと教えられていた」
「真っ赤な夕陽を見る度に、8.6に見た小さな太陽を思い出す」
「原爆投下直後、目も向けられないほどだった死体に対する恐怖はすぐにマヒして何とも思わなくなってしまった」
展示品からだけでは伝わらない戦争の悲惨さと生々しさを痛感できて非常に貴重な体験でした。
夕方に駅近くにあるマツダスタジアム(プロ野球広島東洋カープの本拠地)へ。
あいにく持っていたのはジャイアンツのタオルでした笑
今週は残念ながらカープはアウェイで遠征中だったので、とりあえず記念撮影だけ撮って帰ってきました。
夜は広島名物お好み焼き!「広島焼き」とか「広島風お好み焼き」って呼ぶと地元の人に「いや、元々うちらのものだから!」って突っ込まれます笑。僕が家でよく食べる、細かく具を切って小麦粉や卵でといて焼いた食べ物は「関西風お好み焼き」らしいです。
中には麺やキャベツがたっぷり入っていて、表と裏をクレープのような薄い生地で包んであります。
結果
関西風お好み焼きよりウマくないか!?って思いました。僕の中ではあれを真のお好み焼きとすることにします笑。
2日目
この日はレンタカーを借りて尾道へ。広島県南部にあるこのエリアからは瀬戸内海を見渡すことができて、山の緑と海の青がきれいに対比をなしており、ザ・夏!って感じの光景を堪能できました。
さらにそこからしまなみ海道を通り、愛媛県は今治市までドライブです。
城マニアとかでは全然ないのですが、ランドマークだったので。海のすぐ近くにあったのでお堀には海水を引いていました。
このドライブデーも突然決めたことだったので両親が旅行先に免許を持ってきておらず、往復300kmほど1人で運転しました。普段運転する機会がないので楽しかったです。そして気づけば日本4島(北海道、本州、四国、九州)上陸を達成していました。やった~~
最終日
この日は夕方のフライトまでの観光でした。最後は原爆ドームと共に世界遺産にも登録されている宮島、厳島神社です。
宮島口まで電車で行き、その先は20分ほどのフェリーです。
到着すると海の中にたたずむはずの厳島神社が陸の上に!
ちょうど干潮のタイミングだったようで、鳥居の中を歩けるくらいにまで潮が引いていました。鳥居の足元はフジツボだらけです。
それから知らなかったのでビックリしましたが、宮島にはシカがたくさん!高校の時に行った奈良公園を思い出しました。
そして〆は広島グルメ三昧!
もみじ饅頭
焼き牡蠣
汁なし担々麺
こんな感じであっという間の2泊3日でした!
思っていたより海外から来ている人たちがとってもたくさんいました!東京の渋谷バリのにぎわいです。アメリカ留学中、Tokyo以外で知っている日本の都市は?という問いにしてHiroshimaと答えた人が多かったのも納得です。
それからグルメが豊富!とにかく飯がウマい!食べることが好きな人にはたまらないと思います。
そんな楽しい夏の思い出となりました~