今月14日、日本でもニュースで話題になったと思いますがフロリダ州のパークランドにある高校で銃乱射事件が起きました。亡くなった生徒が14人、学校スタッフが3人と、2012年に発生し26人の犠牲者を出したサンディーフック小学校銃乱射事件に次ぐ悲惨なニュースでした。その後銃規制を求めてホワイトハウス前で人が横たわるデモが起きたり、生き残った学生たちとトランプ大統領が意見交換をしあったり(教員に銃を持たせろとか寝ぼけたこと言っていましたが)、全米中で話題になりました。
通っているチャーチでもいつものプログラムを始める前に犠牲者を追悼しました
そんな中、月曜日に他人ごとではないニュースがテックに飛び込んできました
http://www.couriernews.com/Content/Default/Crime/Article/Student-arrested-with-gun-at-ATU/-3/57/799
なんとあるテック生が学内で銃を所持していて警察に捕まったというのです!
記事によると容疑者はテックの3年生で僕も前期のクラスで通っていた建物で拳銃を所持していたようです。通報を受けた学内にいる警察が彼に事情を説明するとおとなしく拳銃を渡したとあります。もちろん学内での拳銃所持は認められていないので逮捕され、保釈金として5,000$とテックからの要請で学内への立ち入り禁止が課せられました。
アーカンソー州では拳銃を所持するのに特別な許可も必要なく、ウォルマート(大型スーパー)に行けば手軽に購入できますし、学外であれば所持することに何ら問題はありません。何度か記事を書きましたが、現に僕もこちらに来てから射撃をしたことがあります。
とはいえつい先日多くの犠牲者を出す銃乱射事件があっただけにこの記事を最初に読んだとき、単純に「怖ぇ」という恐怖感が広がりました。バカなことをしでかす気などたとえ1%もなかったにせよ、これが日本ではなくアメリカにいることなのだと嫌でも突き付けられました。よく事件後にニュースで取材されている人が「まさかうちの近所でこんなことが起きていたなんて・・・」って発言する気持ちがよくわかりました。
もちろん既得権益を持つ人や商売やっている人にとっては大切かもしれませんが、アメリカはいつになったら銃の所持を規制するのでしょうか。日本人だからとかではなく、これだけたくさんの人が死んでいるのになぜ止めないのかはなはだ疑問です。
おまけ
先週一週間、冗談ぬきで雨が降りっぱなしだったせいで大学の外にある牧場で洪水が起きていました。
まぁ、でも雨の日があるから晴れの日が楽しみかとも思ったりしました
明日はいいことあるかもしれません
おわり
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