もーりーの徒然

福島県出身の27歳。英語学習、海外、読書、野球。アウトプットの場所。

⑤スポーツ観戦を通じて思ったこと

9/3(日)のお昼です

 

皆さんいかがお過ごしでしょうか?

 

前回お伝えしたように今週はアメフトの試合を2度見てきました🏉!

 

アメリカでもっとも人気のあるスポーツの一つであるフットボールということで、今回はそれについて書きたいと思います~

 

1回目は31日の木曜日。場所は校内にあるThone StadiumでAraknsas TechとSouthern Arkansasの試合でした。

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軽くフットボールのルールについて説明しておくと、4クォーター制で1クォーターが15分。オフェンス側は反対にあるエンドゾーンまでボールを運んで得点を狙い、ディフェンス側は進行を阻みます。1プレーはボールが守備側のタックル等によって動かなくなった時などに完了し、攻撃側は4回以内に少なくとも10ヤード(9メートルぐらい)進むことが義務付けられております。成功すればもう1度4回の権利が与えられ、できなかった場合は攻守交代です。

 

試合といってもただのフットボール1試合ではなく、チアリーディングやマーチングバンドのパフォーマンスが終始行われていて、とても活気がありました。

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相手チームは昨シーズン、同カンファレンスで優勝を収めている強豪だったようですが、見事テックが逆転勝ちを収めました!

 

2試合目は1日の金曜日、現在日本語のラボでお世話になっている教授が連れて行ってくれた地元のハイスクールの試合でした。試合前に近くのレストランに入ると観戦しに行く人たちが何人かいて(お互い顔なじみらしい)、すでにみんな戦闘モードです笑。

 

試合も応援していたチームが最後に逆転して大盛り上がりでした。

 

 

さて題名にも書いた通り、たった2試合、高校と大学のフットボールの試合を見ただけですが、僕にとってはとても印象深く残ったことがあります。

 

 

 

それは、この地区の人たちの愛校心、地元愛がとても強いということです。

 

 

 

僕が通っていた高校もわりと愛校心が強かったと思いますが(あくまで個人的見解です笑)、こちらはまるでレベルが違います。

 

週末になると地元チームの試合を応援しながら、そこで会った人たちと会話が弾み、友達や同窓生たちとも楽しい時間を過ごすことができます。もしかしたら昔自分が目の前のフィールドでプレーしていたかもしれないし、あるいは自分の子供がいまプレーしているのかもしれません。

 

そういう意味ではフットボール観戦という位置づけではなく、地域の人にとって見れば、コミュニケーションの場となっているのです。

 

その環境で小中高、大学まで通い、大人になってからも周囲とのネットワークをつないでいるとどういうことが起きるでしょうか。

 

それがやがて地元愛となり、もしかするとアメリカ合衆国への自国愛となっているのかもしれません。

 

アメリカ人は試合前の国家斉唱の際も当たり前のように帽子をとって胸に手を当ててじっくり聞き入っています。

 

たかがスポーツ観戦ですが、自分の国が1番だとか、故郷が好きだ!というこちらの人の言っている理由が何となく垣間見えたスポーツ観戦でした。

 

おわり